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多気城 (常陸国) : ウィキペディア日本語版
多気城 (常陸国)[たきじょう]

多気城(たきじょう〔石橋・関口(2002):「報告書抄録」〕・たけじょう〔石橋・広瀬(2003):「報告書抄録」〕)は、常陸国筑波郡多気(現在の茨城県つくば市北条小字多気)にあった日本の城多気山城(たきさんじょう)・城山城(じょうやまじょう)とも称する〔茨城城郭研究会(2006):198ページ〕。現存する史料遺物が少なく、謎の城とされてきた。
== 概要 ==
城山(じょうやま)と通称される多気山(たけやま〔北条街づくり振興会(2009)"つくば道 北条さんぽ|北条歴史手帖 "(2010年12月19日閲覧。)〕、標高約129.4m)に築かれた山城の跡で、4つの曲輪があり、それらを土塁が囲んでいる〔石橋・関口(2002):13ページ〕。その外側には大きな堀の跡があり、には土橋の跡も見つかっている〔石橋・関口(2002):14ページ〕。4つの曲輪のうちI〜III曲輪は連なりあって多気山の山頂から中腹にかけて広がり、IV曲輪は少し離れて多気山と西隣の道場山との間にある〔。『筑波町史(上巻)』では「保存状態が比較的良好であり、当地方の戦国史解明の重要な手掛り」と記載している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「多気城 (常陸国)」の詳細全文を読む



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